マンUは今夏積極補強に動き出す? 照準定めるポルトガル産のアタッカー

スポルティングの攻撃陣を牽引しているゴンサウヴェス photo/Getty Images

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大黒柱のバックアッパーを狙う

シーズン序盤戦にはその不安定さを心配する声もあったが、現在はプレミアリーグで2位につけているマンチェスター・ユナイテッド。首位マンチェスター・シティとの差は14ポイントにまで開いてしまったものの、今季の彼らは来季以降に希望を抱かせる戦いぶりを披露していると言っていい。2021-22シーズンこそ、赤い悪魔は復活を遂げるかもしれない。そんな雰囲気を漂わせている。

しかし、そのためには補強も必要だろう。昨冬の加入から獅子奮迅の活躍を披露するMFブルーノ・フェルナンデスや、今夏加入から前評判通りの得点力を披露しているFWエディンソン・カバーニなど、各所に実力者は揃っているマンU。だが、今季と同じ陣容でタイトルを奪えるほど、プレミアの戦いは甘くない。

そんななかで、マンUはまず“絶対的存在”のバックアッパーから確保に動くのかもしれない。英『Daily Mail』によると、同クラブはB・フェルナンデスのバックアッパーを務めつつ、他ポジションでもプレイできるスポルティングCPのペドロ・ゴンサウヴェス(22)の獲得に興味を抱いているという。
トップ下やウイングの位置でプレイし、今季プリメイラ・リーガでは21試合の出場で15ゴール4アシストを記録しているゴンサウヴェス。テクニックやパスセンスの部分ではやはりB・フェルナンデスに軍配が上がるものの、彼は決定的な仕事が複数のポジションで行えるのが魅力的な選手だ。チームの層を厚くするためには、まさにうってつけの補強候補と言えるだろう。

B・フェルナンデスが試合に出るか出ないかで、大きくクオリティに変化が出ていた今季のマンU。昨夏獲得したオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークも明らかにタイプの異なる選手だっただけに、ポルトガル代表MFのバックアッパー探しは急務の課題と言える。はたして、B・フェルナンデスの古巣であるスポルティングで躍動する22歳はマンUに来るか。今夏の動向からは目が離せない。

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