C・ロナウドにも負けぬ“CL男” 決勝トーナメントに強いアタッカーへの期待

CLで勝負強さ見せるマネ photo/Getty Images

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CL制覇に欠かせないFW

プレミアリーグで6位と大きく躓いたリヴァプールにとって、今季の残る希望はチャンピオンズリーグ1つのみだ。ベスト16でライプツィヒを撃破した勢いそのままに、再び欧州の頂点まで駆け上りたいところ。

そこで期待をかけたいのがFWサディオ・マネだ。長らく攻撃のキーマンとなってきたマネに期待するのは当たり前のことなのだが、理由はそれだけではない。マネはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントで異常な勝負強さを発揮するプレイヤーなのだ。

今季のマネはリーグ戦で7得点に留まっており、2021年に入ってからは1点しか奪えていない。しかし、チャンピオンズリーグの方ではライプツィヒ相手に1stレグ、2ndレグで1点ずつ記録。モハメド・サラーとともに、チームをベスト8へ導いた。
この決勝トーナメントで見せる勝負強さは今季だけの話ではない。リヴァプールの選手となってからマネはチャンピオンズリーグで19得点を記録しているが、グループステージより決勝トーナメントで奪った得点数の方が多いのだ。

2017-18シーズンには計10得点を挙げたが、そのうち7点は決勝トーナメントで決めたものだ。特に準決勝のローマ戦1stレグと2ndレグ、決勝のレアル・マドリード戦と3試合続けてネットを揺らした活躍は見事だった。

続く2018-19シーズンは4得点に留まったが、この時も3点は決勝トーナメントで記録している。特にベスト16の2ndレグでバイエルンを沈めた2得点は価値が大きく、その後の優勝に繋がるゴールだった。

昨季はグループステージでの2得点のみで終わったが、今季は3得点のうち2点をベスト16のライプツィヒ戦で記録した。

2017-18シーズンからマネは決勝トーナメントで12得点を挙げているわけだが、同期間でマネより多くのゴールを決めているのはユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドのみ(13得点)。

マネはチャンピオンズリーグ男と言っても大袈裟ではなく、ノックアウトステージに入ってからがマネの時間だ。プレミアリーグでの悔しさをチャンピオンズリーグの舞台で晴らすことができるのか。ロナウドに負けぬチャンピオンズリーグ男の活躍に期待したい。

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