“バルセロナで通算700得点”の次は? メッシが取れそうな前人未到の記録とは

バルセロナで数々の記録を塗り替えるメッシ photo/Getty Images

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まだまだ記録を塗り替える可能性が

世界最高の選手であるリオネル・メッシ。そのメッシが世界的にも偉大な記録をまた1つ更新した。メッシは21日に行われたリーガエスパニョーラ第28節のレアル・ソシエダ戦で56分、89分にゴールを決めて2得点の活躍。敵地での大勝に大きく貢献した。

前節4得点を決めたウエスカ戦の勢いそのままに、前半から3ゴールを決めたバルセロナ。後半のゴールラッシュの口火を切ったのはメッシだった。センターサークル前から、セルヒオ・ブスケッツが浮き球で弧を描くパスを供給。裏に抜け出したメッシが、左足で巧みシュートを放ちネットを揺らす。89分にもメッシを起点に左サイドをリキ・プッチとのパス交換で、深くまで抜け出したジョルディ・アルバのマイナスのクロスに、最後はメッシが合わせてゴールを決めた。メッシは2アシストも決めて、計4得点に絡んでいる。

この試合の得点でメッシはバルセロナでの通算700得点を達成。内訳は公式戦で663、テストマッチなどで37、合わせてトップチームで700得点。クラブ公式も「信じられない数字に達した」と伝えている。
メッシは、リーグでの得点記録も更新し続けている。ソシエダ戦の2得点でリーグ通算得点を467ゴールに伸ばしたが、これはスペインでのリーグ最多記録であると同時に欧州4大リーグでもトップの成績。イングランドでは、ジミー・グリーヴスが357ゴール、ドイツではゲルト・ミュラーが365ゴール。イタリアはシルビオ・ピオラが274ゴール、フランスではデリオ・オニスの299ゴールとなっており、ヨーロッパのトップリーグ全体でのランキングでもトップに立っている。

親善試合などを除いた公式戦での通算得点も、663得点と歴代最多得点記録を保持している。そんなメッシに期待される次なる記録は「1クラブでの公式戦通算700得点」である。いまだにこの記録を打ち立てた選手はいない。来季のメッシの去就については不透明だが、残留となった場合はこの記録にも期待がかかる。サッカー界の歴史を塗り替えていくメッシ。今後も前人未到の記録を更新していくだろう。

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