自信を取り戻したイヘアナチョ 覚醒したゴールハンターはどこまで上り詰めるのか

FA杯マンU戦でもゴールをものにしたイヘアナチョ photo/Getty Images

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直近4試合で7ゴールと大暴れ

今季のプレミアリーグでは2位のマンチェスター・ユナイテッドに1ポイント差で3位に付けているレスター・シティ。昨季王者であるリヴァプールを始め、本来上位に名を連ねるチームが中位に甘んじている状況を考えても、レスターの実力は本物であると言える。

実際、ジェイムズ・マディソンやユーリ・ティーレマンスといったビッククラブに在籍していても遜色ない人材を抱えており、それだけのポテンシャルを持ち合わせている。しかし、今季は好調の中、マディソンやハーヴィー・バーンズといった攻撃の中心を担う選手が離脱。ここでそのまま躓くか、乗り越えるかでチーム力が試されるところだったが、今季のレスターはここから更に強いチーム作りに成功している。指揮官であるブレンダン・ロジャーズのシステム変更も一つの要因であるが、最近の得点源であるケレチ・イヘアナチョの活躍なしには語れないだろう。

「イヘアナチョは今までチームに多く貢献してきたけど、自信を失っているように見えたね。けど、ジェイミー・バーディとのコンビは素晴らしく、彼に自信を与えるきっかけになったと思うよ」。このように英『DailyMail』では、指揮官であるブレンダン・ロジャーズがイヘアナチョについて、好調の理由は彼が自信を取り戻したことにあると話している。
2017年からチームに加入したナイジェリア代表だが、前所属のマンチェスター・シティでの失敗は少なからず、メンタルに影響していたようだ。それでも4試合で7ゴールといった素晴らしい成績は彼の自信を取り戻すには十分であったと言える。ハットトリックを達成したシェフィールド戦での3点目は自信が無ければ打たないようなシュートであり、彼の才能が本物であったことを証明した。

指揮官のコメントから分かるようにバーディとの2トップは機能しており、今後も今の[3-4-1-2]のスタイルで試合に臨む可能性が高い。そうなればイヘアナチョの出場機会は確約されているようなものであり、今後の急激な成長が期待できる。年齢もまだ24歳と若く、自信を取り戻したこれからのイヘアナチョから目が離せなくなりそうだ。

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