PSGは“元・味方”のストライカーに注意!  途中出場で結果を残す男が襲い掛かる

途中出場からゴールを決める仕事人チュポ・モティング photo/Getty Images

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今シーズン、パリからバイエルンへ移籍

バイエルン・ミュンヘンとパリ・サンジェルマンが8日、日本時間4時からUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦する。両クラブの対戦は昨季の同大会の決勝カードであり、バイエルンが1-0で勝利している。この試合にパリ所属として出場した選手が今シーズン、バイエルンの選手として対戦する。エリック・マキシム・チュポ・モティングだ。

2018-19シーズンにパリへ加入したチュポ・モティングは昨季、CL決勝でサブに入ると1点ビハインドの80分から出場。得点を奪うことはできず、無得点のまま準優勝で涙を飲んだ。すると、そのオフシーズンに対戦相手のバイエルンへ移籍。バイエルンには絶対的なFWとなるロベルト・レヴァンドフスキがいる。彼のサブに甘んじながらも結果を残し、CLではすでに2得点と活躍。決勝トーナメント1回戦の2ndレグ、ラツィオ戦でも途中出場から得点をマーク。チームが苦しい時でも途中出場から得点を決める力も持ち合わせている。

その力は前回大会の準々決勝でも発揮している。新型コロナウイルスの影響により一発勝負という変則のレギュレーションでアタランタと対戦したパリは、同点で迎えた90+3分にチュポ・モティングが決勝点を決めて準決勝進出へと導いた。この試合でもイカルディやネイマールらがスタメン出場し、チュポ・モティングは79分からの途中出場となったものの、大逆転勝利を決定づけ力を発揮した。
そんなチュポ・モティングがパリを相手にどのような活躍を見せるのか。パリ戦でも途中出場が予想されるが、レヴァンドフスキに注意しすぎるとチュポ・モティングに一発決められる可能性も十分にあるだろう。“昨日の友は今日の敵”。彼がどんなプレイを見せるかにも期待がかかる。

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