マンC撃破を支えたリーズGK リーグトップの成績を誇るある記録とは

リーグトップのセーブ数を誇るメリエ photo/Getty Images

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29本の被シュートで1失点に抑える

今節のプレミアリーグの主役となったリーズ。退場者を出しながらも、首位・マンチェスター・シティを相手に2-1と勝利し、世界中のサッカーファンに衝撃を与えた。そんなリーズのGKイラン・メリエが誇るべきリーグトップのある成績を残していることをご存知だろうか。

マンCを相手に終了間際の決勝点で勝利したリーズ。支配率はリーズがわずか28%という数値を記録する。シュート数はマンCが29本に対してリーズは2本と決定率100%を記録して首位を独走する相手に黒星を付けた。

そんな防戦一方となった試合で、29本ものシュートを打たれながら1失点に抑えたメリエ。彼は今シーズン29試合に出場し、総セーブ数「121」とプレミアリーグでトップとなる成績を残している。昇格1年目と守勢にまわることも多いクラブ事情の中で、ピンチをここまで防ぐことができると、チームも勢いを増す。彼の卓越したセービング能力が、DF陣や攻撃の選手たちを盛り上げることで、チームに安定感をもたらしている。マンC戦撃破の裏には、彼の活躍もあったと言えるだろう(データはプレミアリーグ公式より)。
メリエは、現在21歳のフランス人GK。2019-20シーズンにFCロリアンからレンタルで加入し、EFLチャンピオンシップ(2部)で10試合に出場する。今季から完全移籍となり、プレミアリーグ初挑戦となったが、ここまで好成績を挙げている。リーズを支える若き守護神のさらなる成長に期待したい。

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