鎌田大地の来季はどうなる? 今季大活躍の24歳にビッグクラブ移籍はあるのか

今季もフランクフルトで活躍する鎌田 photo/Getty Images

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アウグスブルク戦で11アシスト目を記録

ブンデスリーガ第30節が20日に行われ、フランクフルトはアウグスブルクに2-0で勝利した。試合は37分に右サイドから鎌田大地のクロスに合わせたマルティン・ヒンテレッガーが頭で合わせてゴールネットを揺らす。今季11アシスト目を記録し、先制点を創出。58分にアンドレ・シウバが追加点を決め、2ゴールを奪って勝利した。

スタメン出場した鎌田は先制点をアシストする活躍で、チームの勝利に貢献した。これでフランクフルトは暫定3位に浮上。UEFAチャンピオンズリーグ出場も現実味を帯びている中、鎌田の来季はどのような選択をするのだろうか。

鎌田は今季、28試合に出場して5得点11アシストを記録。16ゴールへの関与は24ゴールを挙げるアンドレ・シウバに次ぐ2位の数字であり、チームでは主軸として欠かせない存在になっている。
そんな鎌田の来季はどうなるだろうか。フランクフルトとは2023年までの契約を結んでいる。以前から今後の移籍が期待される選手として名前も挙がっており、UEFAヨーロッパリーグではアーセナルに2ゴールを決めるなど、欧州の舞台でもセンセーショナルな活躍をしている。近々、欧州の複数クラブが関心を示す可能性もあるだろう。フランクフルトのアドルフ・ヒュッター監督がすでにボルシアMGの来季監督就任が決まっており、後任次第では移籍も視野に入れるのではないか。

ただ、CL出場権獲得となれば話は変わってくる。フランクフルトで欧州の舞台をさらに経験して、ビッグクラブに対してさらなる活躍を見せればそのまま移籍というパターンもあり得る。南野拓実がそれに該当する。そのような舞台で出場するためには、残留が最良の選択という状況もあるだろう。CL出場権獲得となれば、クラブに残留することの方がメリットがあるのではないか。どちらにせよ移籍市場が加速する欧州サッカー界で、鎌田の動向は大いに注目されるはずだ。

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