またまた出てきたアヤックス出身の有望株 リーズを支える21歳ストライクの実力とは

センターバックとして出場機会を掴んだストライク photo/Getty Images

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来夏にはビッグクラブの争奪戦か

育成面で定評のあるオランダの名門アヤックス。近年ではチャンピオンズリーグでベスト4に進出するなどクラブとしての強さも見せており、翌年には主力選手の多くがビッグクラブへ旅立っていった。有名どころで言えばフレンキー・デ・ヨングやハキム・ツィエクだが、リーズ・ユナイテッドで頭角を現してきたパスカル・ストライクもまたアヤックスのユース出身の一人である。

2016年からの二年間をアヤックスユースで過ごしたストライク。その後、イングランドに渡ってリーズでトップチームデビューを果たしている。昨季は出場機会に恵まれなかったが、今季はリアム・クーパーやディエゴ・ジョレンテと共にセンターバックとしてピッチに立っている。また、出場数こそ少ないものの中盤でのプレイ可能であり、21歳と若いながらに高いユーティリティ性を持っている。

また、ここのところスタメンの座を死守しており、マンチェスター・シティ、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドといったBIG6三連戦に出場し、勝ち点獲得に貢献している。

そんなストライクの特長は身長190cmを生かした空中戦の強さや安定した足元の技術に加え、早い出足から相手を潰し守備力を兼ね備えている非常に優秀なセンターバックである。

先発を果たしたマンU戦でもセンターバックでコンビを組んだディエゴ・ジョレンテと共に前線に効果的なパスを供給していた。データサイト『WhoScored.com』によればこの日はタックル成功回数4回に加え、インターセプト数3回と守備で鋭い読みから何度もボール奪取に成功しており、高い攻撃力を誇るマンU相手に無失点で終えられたのは少なくともストライクの効果的な守備が効いていた。

前述した通りまだ21歳と若いだけに他クラブから獲得の声が上がる可能性が高いが、リーズに残って更に上を目指して欲しい。

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