“ビスマ以上”のタックル職人がいた プレミア初挑戦で成長続けるリーズ主将

アイリングはリーズの最終ラインを支える photo/Getty Images

リーズで右SBを務めるアイリング

今季、2003-04シーズンぶりのプレミアリーグ挑戦で躍進を遂げているリーズ。マルセロ・ビエルサ監督の下でチームを支えているDFルーク・アイリングは自身初挑戦のプレミアの舞台で持ち味を存分に発揮している。

2018-19シーズンから始まったビエルサ体制。EFLチャンピオンシップ(2部)で3位となり、昇格プレイオフに参加するも、昇格は果たせなかった。昇格を目標に掲げた翌年には1位となりリーグタイトルを獲得。今季からプレミアへ昇格を果たしている。そんなリーズを支えるアイリングは下部リーグで実績を積んだ苦労人だった。

アイリングはアーセナルのアカデミーで育ちトップチームへ昇格も出番はなかった。EFLリーグ1(3部)のヨーヴィル・タウンFCへ移籍するとレギュラーとして活躍する。2部昇格と3部降格を経験すると2014-15シーズンにブリストル・シティFCへ移籍すると2部昇格に貢献。2016年にリーズへ加入した。その後は守備の中心として活躍しており、現在ではキャプテンとしてチームを支えている。

今季は自身初のプレミアリーグではあったが、堂々としたプレイを披露。ビエルサ監督のスタイルに順応しながら、トップレベルのピッチでさらに成長している。右SBやCBを兼任しながらプレイの幅を広げており、プレミアリーグ公式のデータでは、リーグトップとなるタックル数「94」を記録。初の舞台でも自身の持ち味を発揮する。

すでにプレミア残留を決定しているリーズ。そのチームの中でアイリングの活躍は非常に大きく貢献しているだろう。来季もプレミアで成長を続ける29歳に注目したい。

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