プレミアに居る2人目のカイル・ウォーカー セインツの右サイドを守り抜いた高い守備力

サウサンプトンに活躍の場を移したカイル・ウォーカー・ピータース photo/Getty Images

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セインツでは定位置を確保している

1日に行われたサウサンプトン対レスター・シティの一戦。セインツに所属する南野拓実が久しぶりの先発ということもあって観戦した人も多いのではないだろうか。しかし、南野のチームメイトであるヤニック・ヴェステルゴーが早い時間帯で退場となり、セインツ側としては難しい内容のゲームであったのは間違いないだろう。結果は互いに点数を取り合って1-1のドローとなり、残留に向けて大きな勝ち点1を獲得した。人数不利ということもあり、南野が守備に奔走している中、右サイドバックを務めたカイル・ウォーカー・ピータースの活躍には目を見張るものがあった。

プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーでキャリアをスタートさせたウォーカー・ピータース。2020年にセインツへ期限付きでの加入となっており、そのまま完全移籍となった。イングランドの世代別の代表に選ばれており、今後に期待したい選手の一人である。マンチェスター・シティに移籍した名前の似ているカイル・ウォーカーの後釜としてウォーカー・ピータースが出場機会を得た話は有名である。

セインツではすでに右サイドバックのスタメンを任されており、今季はここまで公式戦30試合に出場している。

レスター戦でも右サイドバックとして出場しており、開始直後に人数不利となるも高い対人性能を武器に右サイドを守り抜いていた。前半37分には完璧なタックルからボールを奪って好機を演出するなど攻撃面でも良さを見せている。瞬発力が高い選手で前線に上がった際はドリブラーとして脅威になれる一面も持っている、

また、後半79分には空中戦でも強さを見せてボールをはじき返しており、終盤での落ちない高い集中力を見せていた。

24歳と若手というには少し年齢を重ねてしまったが、まだまだこれからの選手であり今後のステップアップも可能性としては十分にあるだろう。南野が気になってセインツの試合を見る際には右サイドバックのカイル・ウォーカー・ピータースにも注目してはいかがだろうか。

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