本間に並ぶ前線での脅威高木善朗 絶好調新潟を支えるチャンス製造機

前線で違いを見せる高木 photo/Getty Images

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ここまで6ゴールを挙げている高木

1日に行われた明治安田生命J2リーグ第11節アルビレックス新潟対ジェフユナイテッド市原・千葉は2-0で新潟が白星を挙げた。

開幕から5連勝を達成し、そこから引き分けを挟むも勝ち星を順調に積み上げている新潟。得点数はリーグで最も多く、失点数はリーグで最も少ない数字をここまで記録しており、2年目となるアルベルト・プッチ・オルトネダ監督の戦術は完璧にチームに落とされていると言える。その中でも突出しているのは本間至恩と高木善朗だろう。

2009年に東京ヴェルディでキャリアをスタートさせた高木はその後オランダ・ユトレヒトに移籍。2シーズン海外で過ごしたのち帰国し、2018年に新潟に加入している。

そんな彼の特長はスペースを見つける能力だろう。チームではトップ下を任されており、攻撃のスイッチを入れる役割をこなしている。常に敵陣で走り回り後方からの組み立ての中継地点としてフリーで受ける場面が多い。彼が前線から顔を出すことによって新潟の攻撃的サッカーは成り立っていると言っていいだろう。千葉和彦といった後方から出し手となれる選手を生かしているのもまた高木の良さだ。

また、本間とのコンビネーションも魅力的だ。本間が主戦場としている左サイドに流れた時に見せる崩しは絶品で新潟の一つの武器となっている。

3月に行われた東京ヴェルディとの試合ではハットトリックを達成しており、ゴールまでの冷静さを証明している。更にここまで6ゴールを決めており、キャリアハイとなる8ゴールまであと2得点と記録を更新する可能性が高いだろう。

今季は絶好調の新潟。高木、本間と高い攻撃性能を持った二人がどこまでチームを押し上げるか、今後に注目したい。

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