2014W杯が“全盛期”になるのか 2シーズンで39試合にしか出場できぬ悩める左足

エヴァートンでも本領発揮とはなっていないハメス photo/Getty Images

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今が全盛期でもおかしくない年齢だが……

才能は間違いないと言われながら、想像以上に難しいキャリアを過ごしているのがMFハメス・ロドリゲスだ。

ハメスは現在29歳で、本来であれば全盛期の輝きを放っていてほしい年齢だ。しかし昨季まで所属していたレアル・マドリードでは定位置を確保できず、昨季は出場が14試合に留まった。

今季からは心機一転イングランドのエヴァートンへ向かったが、そこでも怪我が頻発。時折才能は発揮するものの、ここまで25試合しか出場できていない。
2シーズン合わせて出場が40試合に達していないのは実に物足りない。バルセロナFWリオネル・メッシ、バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドといった選手たちは直近2シーズンで80試合以上に出場しており、一貫性もスタープレイヤーの条件だ。

ハメスは今後もコロンビア代表にとって重要な存在であり続けるだろうが、ネームバリューに対して成績は伴っていない。ワールドクラスのプレイヤーであることを証明するには、やはり来季以降クラブの方で結果を残すしかない。このままでは消化不良なキャリアとなってしまい、2014年に行われたワールドカップ・ブラジル大会が最盛期となりかねない。

エヴァートンもハメスの働きに100%納得しているわけではないだろうが、来季以降才能を存分に発揮できるのか。30歳を迎える来季は正念場だ。

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