3得点に絡んだレッズの新たな”ワンダーボーイ” 田中達也が新エースとともに浦和の顔となるか 

田中はさらに得点を決めたいところだ(写真はイメージ) photo/Getty Images

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1得点2アシストと活躍した田中

明治安田生命J1リーグ第14節が行われ浦和レッズは敵地でガンバ大阪と対戦。前半から3ゴールを奪い3-0で勝利して2連勝となった。この試合で1ゴール2アシストを記録したのが、今季大分トリニータから加入したMF田中達也だ。

試合は16分、左サイドから武藤雄樹のボールが流れると、逆サイドの田中が追い付きクロスを供給。中央で待っていたユンカーの技ありヘッドで浦和が先制をアシストする。20分には左サイドの明本考浩のクロスに逆サイドから走りこんだ田中がネットを揺らして今季2得点目となるゴールをゲット。さらに40分にも田中のドリブルからのクロスにユンカーが決めて田中はこの日、全得点に絡む活躍を見せた。

第2節以来12試合ぶりのスタメン起用に結果で答えた田中。積極的な仕掛けからアシストや、タイミングよく前線へ上がってゴールを決めるなど、自身の持ち味を存分に発揮。戦術理解度の高さや新加入のキャスパー・ユンカーとも絶妙なコンビネーションも見せており、チームの新エースとともに結果を残してリカルド・ロドリゲス監督のスタイルにフィットしている。
浦和には過去に同姓同名のエースが存在し、サポーターからは"ワンダーボーイ"という愛称で愛されてきた。田中も彼とは異なるタイプではあるが、新たな"ワンダーボーイ"としての期待値も高い。今季、浦和のサポーターは田中達也にゴールを期待する日が再びやってきた。大分トリニータ戦では逆転ゴールを決め、今節は3ゴールに絡む活躍を見せた彼なら、その期待に応えることができるはずだ。

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