プレミア得点王争いはサラーが有利? 今季のトップスコアラーに輝くのは

WBA戦でもゴールを決めたサラー photo/Getty Images

ケインとサラーが22得点でトップ

今季のプレミアリーグも残すところ2試合となった。すでにマンチェスター・シティの優勝と3クラブの降格が決定。4位以内に与えられるUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いに注目が集まる。

そんなプレミアリーグでもう1つ激しい争いを繰り広げているのが得点王争いだ。現在トッテナムのハリー・ケインとリヴァプールとモハメド・サラーが22得点でトップに並んでいる。3位のブルーノ・フェルナンデスが18ゴールのため、ケインかサラーのどちらかがトップに立つ可能性が高いだろう。残り2試合で決着が付くのだろうか。

今季前半戦から圧倒的なペースで得点を積み上げてきたのはケインだった。熟練度を増したソン・フンミンとのホットラインで得点を量産。ウォルバーハンプトン戦でも先制点となるゴールを決め、アシストランキングでもトップを走るケインが、得点王とのダブル受賞を目指している。

サラーも開幕戦からハットトリックを達成するなど順調な滑り出しを見せた。しかし、DF陣の大量離脱に伴いロベルト・フィルミーノやサディオ・マネが守備に時間を割かれることで調子を落としてしまい、自身も一時期は6試合無得点など低調なパフォーマンスであった。守備陣が安定感を発揮し始めた後半戦に再びゴールを量産。決めきれないシーンも目立っていたが、直近4試合3ゴールを決め好調を維持。自身3度目となる得点王へさらに得点を積み上げたい。

残り2試合の対戦相手を見れば、サラーが若干有利か。バーンリーとクリスタル・パレスはどちらも下位に沈んでおり、クリスタル・パレスとの前回対戦では途中出場ながら2ゴールを奪っている。トッテナムはアストン・ヴィラと、最終戦にレスターとの上位対決が控えている。前回対戦で無得点に抑えられており、今度こそゴールネットを揺らしたいところだ。過去にも得点王に輝いた2選手によるハイレベルな争いにも注目が集まる。

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