プレミア挑戦は苦戦気味の元エールディヴィジ得点王 デパイ、ヤンセン同様にプレミアから去ることとなるのか

プレミア苦戦中のジャハンバフシュ photo/Getty Images

ここまでリーグ戦ノーゴールとなっている

少し前の話だがオランダのエールディヴィジで得点王を取った選手がプレミアリーグへ移籍してくる流れが何度かあった。スウォンジー・シティやマンチェスター・シティで活躍したウィルフリード・ボニーや、マンチェスター・ユナイテッドに在籍したメンフィス・デパイ、トッテナム・ホットスパーに移籍したフィンセント・ヤンセンと別のリーグへ移籍した選手が多い。現在、ブライトンに所属するアリレザ・ジャハンバフシュもオランダからイングランドに渡った一人だ。

母国イランでキャリアをスタートさせたジャハンバフシュ。その後、AZアルクマールへ渡りウインガーながら21ゴールを挙げ、アジア人初のオランダリーグ得点王に輝いた。その活躍が見込まれ、2018年からブライトンに在籍している。

しかし、3年目となる今季だがここまで出場している20試合はその大半が途中からの起用となっており、指揮官であるグレアム・ポッターからの信頼はまだ得られてはいないようだ。

それでも、主戦場とする右サイドでは早い縦への突破からの攻撃を強みとしており、クロス、シュート、ドリブルと豊富な選択肢から攻撃を活性化させている。逆転勝利となった18日のマンチェスター・シティ戦では後半までの出場となったが、勝利に貢献していた。

前述した3人と同様に苦戦を強いられているジャハンバフシュ。ブライトンは既に今季の残留を決めており、来季もプレミアで戦うことが決定している。近年エールディヴィジの得点王が活躍できないジンクスのようなものが出来上がっているが、ジャハンバフシュの活躍で自身の価値を証明して欲しい。

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