スーパーイーグルスは恐怖の“タレント集団”へ W杯で見たいクセ者たち

レスターで成長するイヘアナチョ photo/Getty Images

欧州で若手たちが暴れている

アフリカを代表する強豪として2022年に行われるワールドカップ・カタール大会で結果を残せるだろうか。

興味深いタレント集団に成長しつつあるのがナイジェリア代表だ。

以前からナイジェリアは才能豊かな選手を多く輩出してきたが、現メンバーもクセの強い選手が揃う。

まずはレスター・シティでFA杯制覇を果たした守備的MFウィルフレッド・エンディディとFWケレチ・イヘアナチョだ。

特にイヘアナチョの成長は大きい。やや伸び悩んだところがあったが、今季はプレミアリーグにて11得点2アシストと躍動。昨季が5得点、一昨季が1得点だったことを考えると、今季の成績は見事だ。本人も大きな手応えを掴んだだろう。

ナポリでプレイするオシムヘンも楽しみ photo/Getty Images

個性豊かな選手たちが揃う

まだ完成されていないが、ナポリに所属する22歳の大型FWヴィクター・オシムヘンも今後が楽しみなストライカーだ。セリエAの適応に苦戦したところもあったが、最終的にはセリエAでの得点数を二桁の10得点にまで伸ばしてきた。来季はさらなる活躍が期待できる。

モナコからレンタル移籍しているトルコのガラタサライで14戦5得点の成績を残す23歳のFWヘンリー・オニェクル、伊東純也のチームメイトであり、今季ベルギーのヘンクにてリーグ戦33得点と大爆発する2mの超大型FWポール・オヌアチュも控えている。ビジャレアルで久保建英のライバルの1人となった20歳のFWサミュエル・チュクウェゼもナイジェリアのロッベンと評される期待のウイングだ。

ややタレントが前線に偏っているところはあるが、彼ら攻撃陣がフィットすれば欧州の強豪国をも脅かすことができるだろう。2022年のワールドカップ・カタール大会へ追いかけていきたいチームだ。

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