“4試合連続ゴール”でU-21ドイツ代表へ 世代別日本代表の経験もある日独ハーフプレイヤーの選択は?

デュッセルドルフで活躍するアペルカンプ photo/Getty Images

デュッセルドルフに所属する21歳

日本国籍を持つプレイヤーが、U-21ドイツ代表へ招集された。現在、ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフでプレイするMFアペルカンプ真大だ。ドイツでセンセーショナルな活躍をする21歳が今、ドイツ国内でも注目を集めている。

彼はドイツ人の父と日本人の母を持ち、東京で生まれたハーフのプレイヤー。中学時代は三菱養和のジュニアユースでプレイしていたが、家族の都合により渡独。デュッセルドルフのアカデミーへと加入した。2019年にトップチームへ昇格すると2019-20シーズンのブンデス2部第2節のヴュルツブルガー・キッカーズ戦でプロビューを果たした。

アカデミーではボランチやトップ下でプレイし、二桁ゴールを決めるなど攻撃的な選手だった。しかし、トップチームに昇格後は右SBでの起用が増加。その経験も活かしながら今季は再びトップ下でプレイすると、終盤での4試合連続ゴールを含む21試合6得点をマーク。ドイツ国内でも注目を浴びる存在へと成長を続けている。

その活躍の成果もあり、U-21ドイツ代表のトレーニングキャンプへと招集された。U-17、U-18では日本代表にも選出されているアペルカンプ。彼はどちらを選択するのだろうか。ドイツで活躍する日本国籍の選手となれば、日本のサッカーファンは日本代表の選手としてプレイすることを望むだろう。サムライブルーのユニフォームを着てプレイする将来を見たいところだが、彼の判断はどちらに傾くのだろうか。

このままドイツのA代表で国際Aマッチに出場することになれば、日本代表への選択はできなくなる。ドイツと日本どちらを選択するか。彼の将来にも注目したい。

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