“新外国人選手トップ”の6ゴール 清水の新たな得点源となったチアゴ・サンタナ

チアゴは清水の新たなエースとなる(写真はイメージ) photo/Getty Images

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横浜FM戦で2試合連続となるゴール

清水エスパルスは横浜F・マリノスと対戦して1-2で敗戦。1点ビハインドの展開で同点に追いついたのは、チームトップの6ゴールを挙げるチアゴ・サンタナだ。低迷する清水において新助っ人が得点への希望となっている。

チアゴ・サンタナは2トップの一角としてスターティングメンバーに名を連ねる。1点を先制された9分にはカルリーニョス・ジュニオがドリブルで運ぶと、チアゴ・サンタナは斜めに走り出してボールを受ける。ファーサイドに狙ったシュートはポストをかすめて枠の右に外れる。

前半から積極的にシュートを放ったサンタナは41分、エウシーニョがドリブルで右サイドを突破。クロスを送ると中央で待っていたチアゴ・サンタナが合わせて同点に追いつく。自身6ゴール目を奪ったブラジル人FWはコンディション不良から復帰後、2試合連続得点を決めた。
得点シーンでチアゴ・サンタナはエウシーニョがドリブルで突破したタイミングで、急激にスピードを上げて中へ割って入った。その結果クロスが上がったタイミングで、トップスピードで合わせることができ、ゴールへとつながった。9分のプレイでもマークを剥がしながら、自らがボールを受けやすい位置へ走るなど、ストライカーとしてレベルの高い動き出しを披露。初挑戦となった日本で、すでに6ゴールを決めているのは、ストライカーとしての嗅覚や質の高い動き出しを持っているからだ。

清水加入前はプリメイラリーガのサンタ・クララで9試合7ゴールと得点を量産していたチアゴ・サンタナ。今季Jリーグへと加入した新外国人選手においてもトップとなっており、適応力の高さを見せている。ブラジルやポルトガルで培ったストライカーとしての能力を清水で遺憾なく発揮。さらに得点を重ね、低迷するチームを上位へと導くことができるか。

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