5年ぶりプレミア制覇へ元所属FWを復帰要請? 今季チームトップが7ゴールの欧州王者

今季はセリエAでMVPに輝いたルカク photo/Getty Images

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CL制覇もプレミア4位のチェルシー

今季はシーズン途中に監督交代を行いプレミアリーグは4位で終わるも、UEFAチャンピオンズリーグを優勝したチェルシー。来季はCL連覇に加えてプレミアリーグ制覇へトーマス・トゥヘル体制2年目のシーズンを迎える。

そんなチェルシーが今季目指したい補強としてストライカーの獲得が望まれる。今季はカイ・ハフェルツやティモ・ヴェルナーといった新戦力がFWを務めてきた。しかし、今季のプレミアでは、ヴェルナーが6ゴール、ハフェルツは4ゴールと加入当初の期待値に比べると物足りない印象だ。チームトップは7ゴールのジョルジーニョとなっており、年間で二桁得点が期待できるFWを獲得したい。

そこで候補として挙げられるのが、過去にチェルシーにも所属したインテルのロメル・ルカクだ。今季はセリエAで36試合出場し、24ゴール11アシストを記録。リーグの最優秀選手賞にも輝いたストライカーだ。彼の存在が、チェルシーをプレミアのトップ争いへとチームを引き上げることができるかもしれない。
191cmの長身を活かしたフィジカルに加えてスピードも兼ね備える万能型FWだ。守備面もイタリアで向上しており、積極的なプレッシングもいとわない。何より前線でタメをつくれる上に得点も決め切れるストライカーは、今のチェルシーにとって必要な存在だろう。強固な守備陣と前線にルカクがいるチェルシーは欧州制覇した今季よりも強力である。

英紙『Daily Mail』では、財政難に苦しむインテルに対し、チェルシーがルカクを買い取るのではないかと報道。買取価格である1億ポンド(約156億円)からの値下げ交渉を行う意向だと伝えている。

今季のチェルシーは数々の紆余曲折を経て最終的に欧州制覇を成し遂げた。この勢いのまま5年ぶりのプレミア制覇へ、今オフでも主役になるか。

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