C・ロナウドにも負けぬMVP候補? ユーヴェの右サイド支配するアシストマシーン

ユヴェントスの右サイド支配したクアドラード photo/Getty Images

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トップ4入りに欠かせなかった戦力

今季苦しみながらも、何とかトップ4フィニッシュを果たしたユヴェントス。

チームの中からMVPを選ぶとするならば、やはりFWクリスティアーノ・ロナウドが妥当だ。セリエAで29得点を挙げて得点王を獲得しており、ロナウドの得点力がなければ順位はもっと下になっていたはずだ。苦しいチーム事情の中でも結果を残してくるあたりは見事と言うしかない。

しかし、ロナウドにも負けぬMVP候補がいる。右のサイドバックやサイドハーフをこなしたMFファン・クアドラードである。
ロナウドに比べれば地味な存在かもしれないが、クアドラードはシーズンを通して安定した活躍を披露。リーグ戦では10アシストを記録しており、これはアタランタMFルスラン・マリノフスキー、インテルFWロメル・ルカクに次いでリーグ3位の数字だ。

またチャンピオンズリーグの方ではベスト16で敗退したにも関わらず、6アシストでアシスト王に輝いている。シーズン全体では18アシストを記録しており、今季のクアドラードはチャンスメイクの部分で見事な活躍を披露した。

シーズン終盤には優勝したインテルを相手に2得点を決めてチームを3-2の勝利に導く活躍も披露しており、あの2点がなければトップ4入りを逃していた可能性が高い。

サポーターはその重要度を理解しているはずで、クアドラードもチームのMVPに選びたい活躍だった。

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