欧州王者が今オフも主役に ドイツで輝くイングランド代表MF獲得で2列目に厚み増すか

プレミアへ移籍の可能性があるサンチョ photo/Getty Images

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来季はプレミアリーグ制覇を狙うチェルシー

今季はUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたチェルシー。昨オフに大型補強を決行した新欧州王者は、今オフの移籍市場でも主役に躍り出るかもしれない。

来季はトーマス・トゥヘル監督が開幕から指揮を執る初めてのシーズンとなる。その中でさらなる強化を目指すかもしれない。候補として挙げられるのが、ドルトムントのイングランド代表のジェイドン・サンチョの獲得だ。

正確なドリブルとスピードを武器にドルトムントの右ウィングを務めるサンチョ。またサイドアタッカーながら、ラストパスの精度も高く、今季はブンデスリーガで11アシストとチームトップを記録。決定機へつながるパスの1試合平均は「2.7」と、こちらもチームでもっとも高い数値となっている(データは『SofaScore』より)。
そんな創造性あふれるプレイヤーが欧州王者へと加入となれば、2列目にはさらに選択肢が増えることだろう。今季の[3-4-2-1]の2列目では、メイソン・マウントやカイ・ハフェルツ、クリスティアン・プリシッチなどのプレイヤーが担ってきた。そこにサンチョも加わることになれば、攻撃陣にさらに厚みを増す。今季のMFでは、マウントの5アシストが最大のため、チャンスメイクの部分でもチームへ大きく貢献できるはずだ。

英紙『Mirror』ではチェルシーがサンチョ獲得レースに参戦することを伝えており、代わりにカラム・ハドソン・オドイをドルトムントへ送るという具体的な案も報じられた。マンチェスター・ユナイテッドが追っていたサンチョだが、ここにきて青いユニフォームへと袖を通す選択をするのだろうか。

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