11年ぶりの“リヴァプール復帰”も CL制覇も経験した名将が青きマージーサイドを変えるか

過去のリヴァプールを率いたベニテス氏 photo/Getty Images

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アンチェロッティがレアルの新監督に

レアル・マドリードは来季の新監督としてカルロ・アンチェロッティの復帰を発表した。アンチェロッティは2015年までレアルを率いており、6年ぶりにベルナベウに戻った形となった。

そんなアンチェロッティが、今季率いていたのがエヴァートンだ。昨シーズン途中から監督に就任すると、今季は開幕4連勝とスタートダッシュに成功。しかし、最終的には10位でシーズンを終えた。

まさかの契約解除となったエヴァートンとアンチェロッティ。今後は新指揮官の招へいに力を注ぐこととなるだろう。そんなエヴァートンの監督候補として、プレミアリーグで実績十分な監督がフリーでいる。
同じ市のクラブであるリヴァプールで6年間指揮を執ったラファエル・ベニテス氏である。彼はプレミアリーグの優勝経験こそないものの、UEFAチャンピオンズリーグやFAカップなどを獲得。チェルシーでもUEFAヨーロッパリーグで優勝するなど、イングランドや欧州で結果を残している。

ベニテス氏は1月に中国の大連一方を退団。現在はフリーであり、次に率いるクラブに注目が集まっている。エヴァートンへ就任となれば、11年ぶりの“リヴァプール復帰”となり話題も大きい。アンチェロッティ監督は、現有力メンバーを活かすスタイルをつくり上げた。ベニテス氏の鋭いショートカウンタースタイルなら、スピードのあるリシャルリソンなどのアタッカー陣は、さらに持ち味を発揮できるだろう。またギルフィ・シグルズソンなどのプレイメイカーもスタイルに大きく影響をもたらし、強力な攻撃陣が形成される。

英紙『Daily Mail』でも、アンチェロッティの後任としてベニテスの名前が挙がっていると報じられた。ニューカッスルを最後にイングランドを離れたベニテスが再びプレミアに戻ってくるかもしれない。エヴァートンの指揮官としてアンフィールドでのマージーサイド・ダービーとなれば、リヴァプールサポーターもさらに熱が入るだろう。ベニテスの“リヴァプール復帰”はあるか。

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