レアルの新指揮官就任で復活を期待する2選手は 過去にアンチェロッティ監督下で活躍

前回アンチェロッティ監督就任時に活躍したベイル photo/Getty Images

2013-14シーズンから2年間レアルを指揮

レアル・マドリードは来季の新監督としてカルロ・アンチェロッティの招へいに成功。過去には同クラブでUEFAチャンピオンズリーグも制した指揮官が、レアルで新時代を築くか注目が集まっている。

そんなレアルにおいて出場機会を失っていた選手たちが新監督によってどのように再生されるのか注目が集まっている。2013-14シーズンから2年間指揮を執ったときにチームで輝いていたイスコとガレス・ベイルだ。

イスコは2013年夏にアンチェロッティとともにレアルに加入した。チームのタイトル獲得に何度も貢献したアタッカーだが、今季はリーガ・エスパニョーラで25試合に出場。ただ先発で起用されたのは8度のみでゴールネットを揺らすことは一度もなかった。今オフでの放出最有力候補ともなっていたが、アンチェロッティ監督下でイスコの状況も変化するかもしれない。同監督の2年間でイスコはリーガ66試合12ゴールをマークし、チームのビッグイヤー獲得などに貢献。アンチェロッティ監督の手にかかれば、彼も再生する可能性もあり得る。

またベイルは今シーズン、ジネディーヌ・ジダン前監督では構想外となり、古巣のトッテナムへレンタルで加入。いまだにトッテナムへ残留するという情報はなく、このままいけばレアルへ残留する可能性が高いだろう。ベイルも2013年夏からレアルに加入。カリム・ベンゼマとクリスティアーノ・ロナウドによる“BBC”という強力3トップを形成した。昨季はプレミアリーグで20試合11ゴールを記録し、自らの実力を証明した。昨季エヴァートンを率いていたアンチェロッティ監督は、ベイルの姿を敵としてピッチ上で見ていた。彼をどのように活かすことで、また輝きを取り戻せるのか、アンチェロッティ監督の頭の中にその考えがあるかもしれない。

ただベイルに関しては、UEFA EURO2020終了後に引退の噂も上がっており、動向は不明だ。イスコも含めて来シーズンは移籍となるか、それともアンチェロッティが再び彼らに輝きをもたらすのだろうか。

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