イタリアのサプライズは00年生まれのアタッカー ミラン、インテルも注目する新星

サッスオーロで成長したラスパドーリ photo/Getty Images

イタリア代表の最年少メンバーに

近年のイタリア代表は若手が多いフレッシュな構成となっていたが、EURO2020のメンバーに2000年生まれのアタッカーが入ってくることを予想していた人がどれだけいただろうか。

最年少メンバーとして注目を集めるのは、サッスオーロ所属の21歳FWジャコモ・ラスパドーリだ。

U-21イタリア代表のカテゴリーでは8試合で3得点の結果を残していたが、A代表は未経験。代表監督ロベルト・マンチーニによる選出はサプライズだった。

4日のチェコ代表との親善試合ではさっそく出番をもらっており、ラスパドーリにとっては大きな経験となっただろう。

セリエAの方では今季6得点とまずまずの成績を残しており、伊『Gazzetta dello Sport』によればミランにインテル、国外からはマルセイユ、フランクフルト、ライプツィヒもラスパドーリに注目しているのだという。

サッスオーロ側に放出の考えはないようだが、今季のパフォーマンスと代表選出で注目度は一気に増した。今後の成績次第ではビッグクラブへのステップアップも見えてくるかもしれない。

イタリアの前線にはチーロ・インモービレ、アンドレア・ベロッティ、ロレンツォ・インシーニェ、同じサッスオーロでプレイする先輩ドメニコ・ベラルディなど優秀な選手が揃っているため本大会でラスパドーリにチャンスが巡ってくるかは分からないが、出番が与えられた際にはフレッシュな思い切ったパフォーマンスを見せてほしいところだ。

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