90分で3つのポジションを担当 ゴールも決めた古橋亨梧が評価を高める一戦に

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先制ゴールを決めた古橋

日本代表はFIFAワールドカップの2次予選でタジキスタン代表と対戦。今大会初失点を喫するものの、4-1と勝利した。代表初スタメンでゴールを決めた古橋亨梧は、持ち味を存分に発揮した。

この試合で右サイドハーフでスタメン出場した古橋。6分には相手の裏に抜け出した浅野拓磨が攻め込むと、GKが弾いたボールをすかさず拾って無人のゴールに蹴り込んだ。

後半開始から坂元達裕が投入されると、左サイドハーフにまわる。浅野に代わって谷口彰悟が入ると1トップを務めるなど、前線の3つのポジションをこなした。攻撃的なポジションならどこでも務めることができる古橋の万能性は日本代表でも武器となった。
さらに古橋はフル出場を果たしたが、80分を超えても全速力でプレッシングを仕掛けた。相手にプレッシャーをかけ続けることで、少しでもチャンスが生まれれば、もう1点を取ろうという気迫のあるプレスだった。

今季はすでにJ1で9ゴールを記録。代表戦でも得点能力の高さを発揮し、両サイドハーフやトップを務める万能性に加えて前から奪いに行く積極性もアピールした。残り2試合となった日本代表戦だが、この代表期間で古橋の優先度は高くなったことだろう。

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