出場機会に悩むDFをテオのバックアッパーに? ミランがバルサのスペイン人SBを獲得か

2019-20シーズンからバルサへ加入 photo/Getty Images

今季は33試合に出場したテオ

今季は序盤戦で首位を走りながらも、最後はインテルの前に及ばず2位で終了したミラン。その中でも大きく成長した選手が左SBのテオ・エルナンデスだろう。

今季はセリエAで33試合に出場し、7ゴール5アシストと活躍。184cmと大柄な体格でスピードや突破力などに秀でており、高い攻撃センスを発揮している。レアル・マドリードから加入2年目にしてチームに欠かせない存在となった。

そんなテオ・エルナンデスはビッグクラブからの関心も報じられている。本人はミランに残りたいと語っており、残留が基本路線だろう。ただ今後も注目度が高まるにつれて、さまざまな選択肢がテオ・エルナンデスに現れるはずだ。

そのテオ・エルナンデスに対してミランも事前に準備している。彼の流出や、来季けがなどの離脱も考慮してバックアップの獲得を検討。不在時でも彼のような働きができるSBを補強する考えのようだ。

もっとも可能性として挙がっているのが、バルセロナのジュニオル・フィルポだ。身体能力と攻撃性能の高さが武器の左SB。186cmと身長も大きく競り合いにも強い。テオのバックアップとしては申し分ない存在だ。

現在24歳の左SBは今季のリーガ・エスパニョーラで、7試合1ゴールとあまり結果を残せていない。今季はロナルド・クーマン監督が[3-5-2]のシステムを導入。それに加えて左WBを務めたジョルディ・アルバが高パフォーマンスを披露するなど、大きな壁を超えることができない。もし移籍となればミランで自身の持ち味を大きく発揮し、テオ・エルナンデスの地位を脅かす存在になれるかもしれない。

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