イニエスタにも容赦なし 浦和のルーキー伊藤敦樹は攻守両面でレベルアップ中

大卒ルーキーながらレギュラーを勝ち取る(写真はイメージ) photo/Getty Images

続きを見る

スタメン出場でイニエスタと対峙した伊藤

浦和レッズはYBCルヴァンカップのプレイオフステージ第2戦でヴィッセル神戸と対戦。ボランチでスタメン出場した伊藤敦樹は、アンドレス・イニエスタに対して最後まで粘り強い守備を見せた。

第1戦では同点ゴールを決めた伊藤。しかし、この試合では90分間、守備で輝きを見せた。伊藤が対峙した相手は神戸の攻撃の中心であるイニエスタだった。彼に対して身体を当てて封じ込める。世界最高峰の選手が相手でも、容赦なくタックルでボールを奪いに行った。

また神戸にSBの裏を狙われたシーンでも素早いカバーリングで決定機をつくらせないプレイが光った。第1戦は敵地で貴重なアウェイゴールを奪った伊藤が、第2戦は守備でチームに貢献。攻守両面において伊藤は浦和での存在感を示している。
たださすがのイニエスタも一筋縄ではいかない。決定的なパスを出されるシーンも見られ、FKではあるがゴールも決められていた。要所でイニエスタからボールを奪うシーンもあったが、封じ込めることができれば自信にもつながるだろう。第1戦では攻撃で第2戦では守備と、攻守両面にチームを支える大卒ルーキー。イニエスタなどのスター選手とも対峙して経験を積み、今もなお成長し続けている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ