L・マルティネスの後釜に? 抜群の嗅覚を持つ南米産FWにインテル熱視線

インテルの獲得リストに名前が載っているとされるボレ photo/Getty Images

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ストライカーとしての資質は十分

今夏、インテルの背番号10には依然として移籍の可能性が浮上している。その背番号10とは、もちろんアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのことだ。相棒のロメル・ルカクと共にスクデットを奪還したネッラズーリの強力な得点源となった同選手には、現在バルセロナなどが獲得に興味を示しているとされる。

今季リーグ戦38試合の出場で17ゴール10アシストを記録したストライカーがもし流出となれば、インテルにとっては大きな痛手だ。最終ラインでの駆け引きの巧さに加え、スピード勝負の場面や空中戦でもその能力を遺憾無く発揮したL・マルティネス。彼の代役を完璧にこなすことができる選手は、世界中を見渡してみてもそうはいないだろう。

しかし、放出となれば、代役がいないとも言っていられない。多少クオリティは落ちたとしても、それなりの実力者は後釜に据えるべきだろう。そんななか、インテルはL・マルティネスの流出に備えて、後任候補を何人かリストアップしているようだと伊『Tuutosport』が伝えている。
その複数の候補者のなかでも、特に注目なのがリーベル・プレート(アルゼンチン)に所属するコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレ(25)だ。積極果敢な最終ライン裏への飛び出しが得意な選手で、今季はリーグ戦13試合の出場で8ゴールを挙げている。抜け出した後の落ち着きには目を見張るものがあり、この男は思いのほかシュートコースを限定されることも多いGKと1対1の局面を迎えても冷静沈着にボールをゴールへと流し込む。セットプレイでもいるべきところにいる印象は強く、インテルに加入することとなればルカクが落としたボールに反応して得点というシーンも多く見ることができそうだ。

アルゼンチンでプレイしている選手ということもあって実力は未知数と言えるかもしれないが、それはインテル加入前のL・マルティネスも同じだった。全ては背番号10の去就次第ということになりそうだが、はたしてこのコロンビア代表FWは来季どこでプレイしているのだろうか。セリエA上陸となった際には、得点量産に期待したい。

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