ドイツ代表は4バックで戦うべき? カギ握るキミッヒ、ギュンドアン、クロースの3人

初戦でフランスに敗れたドイツ photo/Getty Images

フランス戦から何かを変えるべきか

積極的に攻めながら、グループステージ初戦でフランス代表に0-1で敗れたドイツ代表。

2戦目のポルトガル代表戦では白星が欲しいところだが、フランス戦からどう修正してくるだろうか。

ポイントとなるのは、システムだ。フランス戦ではマティアス・ギンター、マッツ・フンメルス、アントニオ・リュディガーを最終ラインに並べた3バックで臨んだが、ポルトガル戦でこれを変えるのも1つの手だ。

独『Bild』によると、元ドイツ代表のローター・マテウス氏は4バックへの変更を主張している。

マテウス氏は「キミッヒを6番の位置で起用すべきだ。4バックに合う選手がいるなら、4バックでプレイしないと。ポルトガルはロナウドの1トップでくるだろうから、私ならセンターバックはフンメルスとリュディガー。サイドバックは右にギンター、左にハルステンベルクを置く」と語っており、4バックの方が強みを活かせるとの考えだ。

3バックでプレイする場合、キミッヒが右のウイングバックに回ることになる。中盤はトニ・クロース、イルカイ・ギュンドアンの2人がいるからだ。キミッヒはウイングバックでも力を発揮できる選手だが、中盤でよりアグレッシブにプレイしてもらう方がいいとの考えもある。

キミッヒ、クロース、ギュンドアンの3枚を中盤に揃えるのも1つの手だが、監督ヨアヒム・レーヴはフランス戦から変えてくるか。ポルトガル相手にもポゼッション率では上回れるはずだが、ポルトガルはペペやルベン・ディアスを中心に守備が堅い。これを崩すためには、フランス戦以上に質の高い攻撃を繰り出さなければならない。レーヴに答えはあるのか、スタメン選考には注目だ。

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