プレミアクラブが注目するオーストリア得点王の来季は リヴァプール優勢と思いきや……

動向に注目が集まるダカ photo/Getty Images

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今季は27ゴールを決めたダカ

今季プレミアリーグの複数クラブから注目されている選手がパトソン・ダカだ。RBザルツブルクで得点を重ねるザンビア代表FWの去就はどうなるだろうか。

以前から可能性として挙がっていたのがリヴァプールだ。RBザルツブルクやRBライプツィヒに所属していた選手を多数抱えており、近年は南野拓実を獲得するなどオーストリアにも積極的に目を向けている。ダカに対しては早くから噂が挙がっていた。

しかしここに来てプレミアの新たなクラブがダカ獲得に乗り出すかもしれない。今季は終盤でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したレスター・シティだ。今季はケレチ・イヘアナチョが12ゴールを決めるなどブレイクを果たし、ハーヴィー・バーンズも結果を残した。ただ来季も同じように活躍できるとは限らず、バーンズに至ってはひざの手術で終盤戦を欠場するなど磐石とは言えない状況だ。ジェイミー・バーディもまだまだ健在だが、いつまでも彼に頼ってはいられない。ダカにはバーディに代わる新たな得点源として期待がかかる。
2019-20シーズンにオーストリア・ブンデスリーガでリーグ2位の24ゴールを記録し、今季もその類い稀なる得点力から27ゴールを決めて得点王に輝いたダカ。ポジショニングとスピードに優れており、ゴールゲッターを欲しているレスターにはうってつけだ。タイプとしてもレスターには、ダカのような縦への推進力のあるFWの選手は少なく貴重な存在になるのではないだろうか。

さらに英紙『Liverpool Echo』では、ザンビアの国内メディアで「ダカはリヴァプールを断りレスターを選んだ」と報じていることを伝えた。レギュラーで試合に出たいダカは、よりその可能性が高いレスターへの移籍を望んだようだと報じた。

今季は終盤で悔しい思いをしたレスター。来季こそCL出場に向けて今オフは大きく動き出すかもしれない。

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