U-24代表の注目は国内組? 期待の星が集まった川崎組は世界を相手にどこまで戦えるのか

旗手、田中、三笘の川崎組に期待したい photo/Getty Images

7月22日が初戦となっている

7月から開催が予定されている東京オリンピック。強豪各国がメンバーを発表する中で、日本代表もバックアップメンバーを含む22名が選出された。事前に公開されている吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ枠に加え、久保建英、冨安健洋と順当に実力者が選ばれる形となった。特に海外組が多く、歴代と比べても豪華なメンツが揃っており、好成績を期待したい。

その中でも国内組である旗手怜央、田中碧、三笘薫の3人は所属元が川崎フロンターレと同じチームから選ばれており、彼らのコンビネーションには期待が掛かる。

もちろん、久保や堂安律といった個で打開できる選手が揃っているが、代表ということもあり即席でのチームとなる。準備期間も設けられているが、自身の能力を最大限に発揮できない可能性がある。そうなった場合、前述した3人であれば、所属クラブが同じで考えの共有も出来ており、コンビネーションといった強みが見せられるのではないだろうか。

また、フォーメーションも大会期間中は[4-2-3-1]で臨むことが予想される。旗手が左サイドバック、田中がボランチ、三笘が左サイドハーフとなれば、左サイドで三角形を作ることが出来る。これによってテンポ良くパスを回して攻撃が活性化できるはずだ。監督である森保一氏もこれをひとつ狙っているのではないだろうか。

先日行われたジャマイカとの強化試合でも前述した3名が各ポジションに配置されており、良さを見せていた。4-0で勝利しており、惜しくも川崎組から得点者は出なかったが、7月17日に予定されているスペイン戦では更にまとまりを見せた連携が見られることに期待したい。

今季の川崎はJリーグでも結果を出しており、その中心選手が世界を相手にどこまで戦えるかは非常に見ものである。

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