来季プレミアに殴り込む“24歳”に刮目せよ 昇格組を上位進出へ誘う存在に

ブレーメンでは期待の逸材として注目を集めていたラシカ photo/Getty Images

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リヴァプールやローマも注目した逸材

2020-21シーズンこそブンデスリーガで降格を味わったアタッカーだが、来季は心機一転プレミアリーグの舞台で大暴れとなるか。今夏、ドイツからイングランドに楽しみな逸材がやってくることとなった。

その逸材とは、現地時間22日にブレーメンからノリッジへの加入が発表されたコソボ代表FWミロト・ラシカ(24)だ。以前からリヴァプールやASローマといった各国の有力クラブも目をつけているとされたなか、来季プレミアへ復帰する伏兵が見事に若き有能アタッカーを射止めている。

今季プレミア昇格を決める原動力となったMFエミリアーノ・ブエンディアをアストン・ヴィラに引き抜かれることとなったノリッジだが、その穴もある程度はラシカで埋めることができるだろう。たしかにブエンディアの存在感は圧倒的だったが、ラシカの攻撃性能にも目を見張るものがある。なかでも注目すべきは切れ味抜群のドリブルで、現地では「フランク・リベリ風」や「アレクシス・サンチェスと間合いの取り方が似ている」と評価されるほどだ。
このドリブルを武器に、両サイドのウイングとして存在感を発揮するラシカ。カットインとクロス、両方の選択肢を持っていることも、彼の成功を助けることとなるだろう。また、ときにはトップ下でプレイすることが可能なユーティリティ性も魅力的。ブエンディアも様々な役割をこなせる選手だっただけに、そこにそのままラシカがピッタリとハマる可能性は低くない。

ブエンディアを失ったノリッジだが、その後釜となる男も大爆発の可能性は秘めている。はたして、来季プレミアにリベンジする昇格組で、新戦力が一気にスターダムを駆け上がることはあるのか。このミロト・ラシカというアタッカー、注目しておいて損はない。

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