ワイナルドゥムの後釜は誰になる? 中盤強化へリヴァプールが獲得すべきは司令塔か

リヴァプールの補強候補となっているティーレマンス photo/Getty Images

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ティーレマンスとノイハウスが候補に

リヴァプールの今オフの補強ポイントとしてジョルジニオ・ワイナルドゥムの後釜の獲得が挙げられており、多くの選手が候補となっている。その中で可能性が高いのがボルシアMGのフロリアン・ノイハウスとユーリ・ティーレマンスの2名だ。

2選手に対しては以前から獲得の噂が挙がっており、今オフの注目株といっていいだろう。その中でリヴァプールが優先すべき選手はどちらなのだろうか。

ユルゲン・クロップ監督の下、リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグを制した。近年はスピーディーなショートカウンターよりも、ボールを保持して戦うスタイルに変貌しつつあり、昨オフにはチアゴ・アルカンタラを獲得するなど司令塔タイプの選手を補強。けがで離脱がちなナビ・ケイタなどを放出し、新たなスタイルに合った選手の獲得も予想される。
そのタイプで考えるのであれば、ティーレマンスの方が可能性としては高いだろう。よりキック精度の高いティーレマンスを中盤に置き、チームの攻撃にリズムをもたらすことができる。プレミアリーグで3シーズン戦っていることも、初めてイングランド挑戦となるノイハウスよりも重宝されるはずだ。

地元紙『Liverpool Echo』でもワイナルドゥムの後釜候補の筆頭としてティーレマンスを挙げており、依然としてクラブが強い関心を寄せていると伝えている。もちろん補強は選手とクラブ間の問題であり、すべては机上の空論かもしれない。ただプレミアリーグを再び制することを目標に来シーズン戦うとするのであれば、プレイスタイルやプレミアリーグにどれだけ順応できるかという観点も踏まえてベルギー代表MFを獲るべきだ。もしもどちらか獲得できるとするのであればティーレマンスを優先すべきではないか。

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