狙うは“平均インターセプト数リーグトップ”の23歳 リヴァプールがさらなるCBを補強か

アタランタへレンタル移籍中のロメロ photo/Getty Images

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ユヴェントスからアタランタへレンタル中

2020-21シーズンのリヴァプールはCBの離脱に泣かされた。フィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメス、ジョエル・マティプまでもがシーズン絶望となり、MFや若手を駆使して乗り切った1年だった。

来季に向けた補強としてすでにイブラヒマ・コナテをRBライプツィヒから獲得。冬にシャルケからレンタルで加入したオザン・カバクの買取は行使せず、もしかするとさらなるCBの補強を行うかもしれない。

そんな中で候補として挙がっているのが、ユヴェントスからアタランタへレンタル移籍中のクリスティアン・ロメロ。昨季はジェノアでレギュラーとして活躍した23歳は、今季はアタランタで31試合2ゴールを記録した。UEFAチャンピオンズリーグではリヴァプールと対戦しており、アンフィールドで行われた一戦は無失点に抑えている。
ロメロはCBや右SBなどを務められる。対人の強さや強靭なフィジカルを備えるDFだが、なんといってもインターセプト能力はリーグトップクラス。データサイト『SofaScore』によると1試合での平均インターセプト回数は「3.1」とリーグトップを記録している。

彼のインターセプト能力は、リヴァプールの強みの1つであるショートカウンターへの起点となれる存在だ。若いCB候補の獲得に加えてトレント・アレクサンダー・アーノルドが離脱時は右SBも任せられるため、リヴァプールとしては彼を獲得することで、一石二鳥となるだろう。

地元紙『Liverpool Echo』では新たなCBの補強の1人としてリヴァプールからユヴェントスからロメロに関心を示していると報道。移籍の噂があるネコ・ウィリアムズなどが放出となった場合は動き出すかもしれない。

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