U-21欧州選手権得点王にも照準 ライプツィヒが続ける若手タレント大発掘

U-21欧州選手権決勝でも得点を奪ったヌメチャ photo/Getty Images

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主力が抜けても強さは失わず

次なるヤングスター軍団を作るべく、ブンデスリーガの強豪となったライプツィヒが動いている。

ライプツィヒは昨夏にFWティモ・ヴェルナーを放出し、今夏もDFダヨ・ウパメカノがバイエルンへ、同じくDFイブラヒマ・コナテがリヴァプールへ向かうなど、主力の流出が続いている。

本来はここで競争力を失うものだが、ライプツィヒは優れた目利きで次々と若手を発掘してきたクラブだ。彼らの穴を埋めるべく、若き即戦力候補を集めている。
英『The Sun』によると、現在ライプツィヒが目をつけているのはU-21ドイツ代表の一員として今夏のU-21欧州選手権を制したFWルーカス・ヌメチャだ。

ヌメチャはマンチェスター・シティからベルギーのアンデルレヒトにレンタル移籍していた22歳の選手で、ベルギー国内リーグで今季18得点と活躍。今夏にはマンCを離れると見られており、ブンデスリーガではライプツィヒに加えてシュツットガルト、フランクフルトなども関心を示している。

優勝したU-21欧州選手権でも4得点を挙げて大会得点王に輝くなど、ヌメチャは年齢的にもそろそろ欧州5大リーグで実力を試してもいい頃合いだ。ライプツィヒは新シーズンよりアヤックスからFWブライアン・ブロビーも合流することになっており、ヴェルナーの穴埋めへ着々と準備は進んでいる。この2人もライプツィヒでのブレイクからビッグクラブへとステップアップを果たすことになるかもしれない。

最終ラインの方ではすでにストラスブールから21歳のDFモハメド・シマカン、さらにクロアチアのディナモ・ザグレブから19歳DFヨシュコ・バルディオルを加えている。バルディオルは19歳ながらクロアチア代表に選ばれており、現在行われているEURO2020でも3試合に先発しているレフティーのセンターバックだ。左サイドバックもこなすことができ、相変わらずライプツィヒの動きは素早い。

ウパメカノやヴェルナーの退団により、ライプツィヒが生まれ変わるタイミングにあるのは間違いない。新シーズンもフレッシュな顔ぶれでバイエルンのライバルとなるのか。彼らが育てる若手からは目が離せない。

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