22ゴール奪ったあの輝きをもう1度 メッシの後釜となるべきレフティー勝負の時

ユヴェントスでの将来が気になるディバラ photo/Getty Images

アッレグリの下で主役になれるか

アルゼンチン代表においてリオネル・メッシの後継者となるのは誰か。現時点では、インテル所属FWラウタロ・マルティネスが筆頭候補だろう。

しかし、以前はユヴェントスFWパウロ・ディバラがそのポジションにいたはずだった。メッシと同じレフティーで、テクニックも高い。ディバラにメッシの姿を重ねていたサポーターもいただろう。

ところが、ディバラのキャリアは少々アップダウンが激しい。2020-21シーズンは怪我の影響もあり、全コンペティション合わせて26試合で5得点3アシストの成績に留まった。現在開催されているコパ・アメリカのアルゼンチン代表メンバーにも入らず、代表での存在感は少し薄くなってしまった印象だ。

それでも諦めるのはまだ早い。新シーズンよりユヴェントスはマッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰することになり、合わせてディバラの完全復活も期待される。

ディバラは2020-21シーズンがリーグ戦4得点、2019-20シーズンは11得点、2018-19シーズンは5得点と波のあるシーズンを過ごしてきたが、アッレグリが指揮していた2017-18シーズンには22得点5アシストの成績を残したこともある。本来はこれくらいの数字を期待できる選手だ。

アッレグリもディバラの特長は理解しているはずで、新シーズンのキーマンになる可能性も考えられる。クリスティアーノ・ロナウドとの共存など課題もあったが、新シーズンはディバラが主役となるのか。クラブで再び爆発し、そして翌年のワールドカップ・カタール大会へ。これが理想のキャリアで、まだラウタロ・マルティネスには負けていられない。

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