ACLでも輝く必殺のフェイント 坂元達裕がセレッソのアジア制覇へのキーマンとなるか

日本代表デビューも飾った坂元 photo/Getty Images

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同点ゴールの起点となった坂元

セレッソ大阪はAFCチャンピオンズリーグで香港プレミアリーグの傑志体育会と対戦し、2-1と勝利した。この試合で同点ゴールをお膳立てしたのは坂元達裕だった。国内有数のサイドアタッカーである坂元のフェイントは、アジアの舞台でも輝いた。

坂元は1点ビハインドの68分。右サイドから仕掛けると、伝家の宝刀のキックフェイントが炸裂。深い位置まで切り込みクロスを送ると、GKの弾いたボールにアダム・タガートが合わせて同点弾となった。

Jリーグでも何度も披露してきたキックフェイント。一度ドリブルする方向とは逆向きにボールを置いた状態で、フェイントともに一気に反対へと加速させてドリブルを仕掛ける。坂元の大きな武器であるフェイントをアジアの舞台でも披露。彼の右サイドからの攻撃が逆転へとつながる第一歩になったといっても過言ではないだろう。
前橋育英高校や東洋大学でも駆使してきた切り返しは、国内のみならずアジアでもC大阪の大きな武器となった。第1節の広州FC戦でも坂元の右サイドから何度もチャンスを作っており、クラブ初のアジア制覇へ存在感を増す右サイドアタッカーの活躍が必要不可欠だ。

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