ライプツィヒの“新エース候補”は国内にいる? ヴェルナーに代わる得点源確保となるか

EUROではあまり出番のなかったアンドレ・シウバ photo/Getty Images

今季はザビツァーの8得点がチームトップに

今季はブンデスリーガを2位で終えたRBライプツィヒ。クラブ史上最高成績タイ記録ではあるものの、来季は初のブンデス制覇に向けて大きな補強が望まれることだろう。

そんなRBライプツィヒの補強ポイントとして挙げられるのが得点源の確保だ。昨オフには28ゴールを決めたティモ・ヴェルナーをチェルシーへと、10ゴールを記録したパトリック・シックをレヴァークーゼンへと放出。その結果、今季のチーム内でのトップスコアラーはマルセル・ザビツァーの8ゴールだった。

またその影響もあり、チームのブンデス得点数も昨季は81ゴールを記録したにも関わらず、今季は60ゴールまで低下。今季さらに21ゴールが生まれていたら、バイエルンとの勝ち点13差を埋められていたかもしれない。

そのRBライプツィヒが新たなゴールゲッターとして獲得を目論む選手がフランクフルトのアンドレ・シウバだ。今季は28得点を奪う活躍で得点ランキングで2位に輝く。得点源として大きな期待が持てるだろう。

足元のテクニックとフィジカルの強さに長けた万能型のストライカー。ポジショニングの上手さにも定評があり、来季もゴールを量産する存在となる。また年齢も25歳とこれからも大きく成長できる逸材だ。RBライプツィヒが欲している得点能力に秀でており、獲得できればすぐさまエースとして活躍するだろう。

UEFA EURO2020では、ドイツに敗れてベスト16で大会を終えたポルトガル代表のメンバーにも選ばれたアンドレ・シウバ。3試合に出場するものの出場時間は合計でわずか41分と不完全燃焼で大会を後にしており、新たなシーズンに向けて燃えているとはずだ。

来季こそバイエルンを王座から引きずり落とすためには、ドイツでゴールを重ねているFWの獲得が必要だ。ドイツ紙『Bild』ではアンドレ・シウバがRBライプツィヒ移籍に迫っていると報じており、可能性は低くないと思われる。ポルトガル代表のストライカーは来季はどこでプレイするのだろうか。

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