“リーガ通算113ゴール”の元スペイン代表FW 現在もゴールを量産し続ける36歳

昨季はグラナダで活躍したソルダード photo/Getty Images

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来季はレバンテに移籍するソルダード

元スペイン代表で、現在もスペインの1部でも活躍するストライカーがいる。今季グラナダ所属のロベルト・ソルダードは36歳となったが、今も最前線でチームをけん引している。

彼は今季のリーガ・エスパニョーラで、35歳以上のFWで最多となる9ゴールをマーク。2度負傷で離脱するものの、その中でも出場した29試合では大きな存在感を示した。

もともとレアル・マドリードのアカデミー出身でBチームでは多くの得点を挙げ、スペイン3部で得点王に輝いた。トップチーム昇格後は出場機会に恵まれず、ヘタフェやバレンシアで活躍。特にバレンシアではチームのエースだったダビド・ビジャの後釜として2010-11シーズンに加入すると、チームトップの18ゴールを記録し、在籍3シーズンで60得点を挙げチームのエースとして一時代を築いた。
その後はトッテナムやビジャレアルなどにも移籍し、今季はグラナダに所属。チームのトップスコアラーとなったソルダードは、来季からレバンテへの移籍を決めている。リーガでは通算113ゴールを記録するなど、スペインサッカーの歴史に残るFWの1人だ。

身長は180cmながら強靭なフィジカルを武器にポジション取りもうまいため、ワンタッチで得点を量産するストライカー。衰えることのないゴールセンスと得点能力の高さは彼を象徴している。その技術こそが、36歳となった今でも得点を奪い続けることができる要因だ。

来季からはレバンテへ移籍し、36歳で9クラブ目となった。今シーズンは14位に終わったレバンテを上位へと引き上げる活躍はできるだろうか。30歳で12ゴールを決めたFWロジェール・マルティらとともにベテラン選手の奮起にも注目だ。

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