“幸運の数字”を背にパルティ大爆発へ 来季こそ61億円の価値を証明する

アーセナルでの移籍初年度を終えたパルティ photo/Getty Images

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来季こそアーセナルの絶対的存在となれるか

2020-21シーズン、アーセナルでの最初の1年を終えたガーナ代表MFトーマス・パルティ(28)。はたして、多くの人は昨夏4500万ポンド(約61億円)の移籍金でアトレティコ・マドリードからやってきた男の同シーズンをどのように評価しているか。

もちろん、一定の評価は与えることができるはずだ。今季は公式戦33試合に出場して、随所にポテンシャルの高さを見せつけたパルティ。「パトリック・ヴィエラ2世になれる」と評する人も多いなか、その才能の片鱗は窺い知ることができたといっていいだろう。

しかし、やや一貫性の面にはかけていた部分もあるか。33試合に出場したとはいえ、そのなかでの波は小さくなかった印象だ。良いときは攻守両面での活躍が光ったものの、悪いときには相当にピッチ上での存在感が希薄だったパルティ。加えて、今季は怪我も多かった。それだけに、一定の評価を与えることはできても、4500万ポンドの価値を証明したかと言われれば微妙なところかもしれない。
そんな評価の難しい1年を過ごしただけに、来季こそパルティは文句なしの大活躍を披露したいところ。そういったなかでは、2021-22シーズンに背番号が「18」から「5」に変更されることも、彼にとってはモチベーションにつながりそうだ。

「この番号は僕にとって最も重要な数字の1つなんだ。No.5は僕に幸運を運んできてくれるんだよ。だから“5”という数字が好きなのさ。アトレティコや代表でも着用しているし、僕にとっては最高な番号だね。これを背負って、来季はもっと頑張りたいよ」(アーセナル公式サイトより)

新たな背番号を貰い、上機嫌な様子のパルティ。本人曰く、新背番号の「5」は“幸運をもたらす数字”とのことだが、はたしてその力はいかほどのものなのだろうか。

心機一転、来季はさらに気分良くプレイできそうなパルティ。2021-22シーズン、いよいよ我々はガーナ代表MFの真の姿を目の当たりにすることとなるかもしれない。

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