遠藤航がシュトゥットガルトの新キャプテン候補に 欧州の主将挑戦で長谷部誠を継ぐ存在になるか

新主将として期待がかかる遠藤航 photo/Getty Images

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今季も数試合でキャプテンマークを巻いた遠藤

現在の日本代表はおいて欠かせない存在となっている遠藤航。今季はシュトゥットガルトでデュエル勝利数でブンデスリーガトップの成績を誇るなど活躍し、オーバーエイジとして東京オリンピックのU-24日本代表にも帯同している。

そんな遠藤が所属するシュトゥットガルトで契約満了によって主将を務めていたゴンザロ・カストロが退団。来季のキャプテンは誰が務めるかという点で話題となっている。

そこで候補の1人に挙がっているのが遠藤航だ。過去には湘南ベルマーレや浦和レッズでもキャプテンマークを巻いた男が、ドイツの地でもチームの先頭に立てる能力を持っていることは間違いない。
現在28歳とチーム内での年齢は上に属している。また攻守において闘争心を持ってアグレッシブなプレイをする上で、冷静に状況判断ができる遠藤は、シュトゥットガルトでもキャプテンを務められる力がある。ドイツで主将を経験することで長谷部誠のような存在への成長も見込めるはずだ。

また彼を主将として推す声は現地からも挙がっている。ドイツ紙『Bild』では、遠藤の古巣である浦和のOBであり、指揮官も務めたギド・ブッフバルト氏が「遠藤はすでにキープレイヤーでありチームの頭脳だ。間違いなくキャプテンを務められるし、そのために必要なものを全て兼ね備えている」と称賛。元セレッソ大阪のカカウ氏も昨季キャプテンマークをつけてプレイした遠藤を挙げて「非常に自信をもった姿をみせていた」と推薦した。

来季からの新キャプテン候補としてチームのOBたちからも推薦の声が挙がる遠藤。欧州で成長を続ける日本代表の心臓が、来季さらなる進化を遂げることができるか期待したい。

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