浦和のハイレベルな守護神争い 突如現れた18歳のライバルとともに西川周作はさらに成長する

スタメンに復帰した西川 photo/Getty Images

スタメン復帰から3試合連続無失点

浦和レッズは明治安田生命J1リーグでベガルタ仙台と対戦。スタメンに復帰してから無失点を続ける西川周作が、この試合でも好セーブを連発する。試合は引き分けに終わるも、ピンチを防ぎきり、チームに勝ち点1をもたらした。

西川はこの試合もスタメン出場。49分には松下佳貴の狙い澄ましたシュートをファインセーブで凌ぐ。続く52分にも左サイドを切り込んだ加藤千尋が得点機を迎えるものの、西川が片手で触ってボールはポストに直撃。落ち着いたプレイで2度のピンチを防ぎきった。

一時は鈴木彩艶に定位置の座を明け渡した西川。しかし浦和とJリーグの不手際による無資格出場が発覚したこともあり、柏レイソル戦でスタメンに復帰した。柏戦を無失点で凌ぐと前回対戦で敗れたアビスパ福岡戦でも攻守を披露。迎えた仙台戦では好セーブを連発して3試合連続無失点を記録。今季現れた新星GKと激しい守護神争いを続けている。鈴木の存在が西川にも大きな刺激を与えていることだろう。

浦和加入後、ゴールマウスを守ってきた西川。鈴木もデビューから3試合連続無失点と、26年ぶりの記録を更新するなど大きく飛躍している。そんなライバルとともに切磋琢磨することで、西川もさらに成長するはずだ。3月には日本代表にも招集されている西川のさらなる飛躍に期待したい。

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