ロジャーズがコウチーニョの獲得を希望? 実現すればマディソンとの攻撃的ユニットの結成も

再びイングランドの地で活躍できるか photo/Getty Images

29歳のコウチーニョだがまだ戦えると証明できるか

今夏も順調に補強が進んでいるレスター・シティ。パトソン・ダカ、ブバカリ・スマレの移籍を実現させ、フリーとなっているライアン・バートランドとの合意も近いと言われている。そんなレスターに今夏、加わるかもしれないのがバルセロナのフィリペ・コウチーニョだ。

英『Leicestershire Live』によればレスターはコウチーニョの移籍先の一つであると報じており、所属元のバルセロナの経営状況からも安くコウチーニョを獲得できると考えているようだ。また、指揮官であるブレンダン・ロジャーズはリヴァプール時代の恩師であり、その点もコウチーニョのレスター行きを現実にする可能性の一つであると言える。

また、レスターとしてもコウチーニョと同じくトップ下を務めるジェイムズ・マディソンのアーセナル行きの噂が絶えなく報じられており、彼の代役としてコウチーニョはハマると言える。しかし、今のクラブの序列を考えても、アーセナル行きはないだろう。CLまでの道筋を考えれば、レスターのほうが可能性は高い。

そこで考えたいのがマディソンとコウチーニョの共存についてだ。現在のレスターは[3-4-1-2]を採用しており、来季もこのスタイルを軸に戦う可能性が高い。昨季は[4-2-3-1]を採用していた時期もあったが、選択肢に入っている程度と考えておいても良さそうだ。

そうなれば、マディソンとコウチーニョはトップ下で争うことになる。昨季はケレチ・イヘアナチョがブレイクしたが、トップ下はレスターの攻撃の生命線であり、マディソンがいるだけで押し込んだ際の破壊力は各段に上がることになる。コウチーニョの同程度の実力を発揮できるだろうが、怪我での離脱の考えると、難しいか。

そうなれば、[4-2-3-1]での共存が現実的か。左にコウチーニョ、中央にマディソンを配置すれば問題なく、戦えるはずだ。やや希望的な見方だが、彼ら2人がピッチに立てば、BIG6相手でも防ぎきるのは難しいはずだ。

バルセロナでは出場機会を得られていないコウチーニョだが、今夏に恩師と再会し、復活するのか。今後の動向に期待したい。

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