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彼の台頭が今大会の収穫か 攻守両面で走り続けたイングランドのカンテ|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

彼の台頭が今大会の収穫か 攻守両面で走り続けたイングランドのカンテ

中盤で大きな存在感を放ったフィリップス photo/Getty Images

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今後はより評価される選手となるだろう

PK戦の末、イタリアに敗れEURO2020は準優勝となったイングランド代表。開始早々にルーク・ショーのゴールで一気に流れを掴んだかに思われたが、押し切れず黒星を喫することとなった。非常に残念だが、前半は完全に主導権を握っており、強いイタリアを封じ込んでいた。

そんなイタリアの攻撃を防ぎきれていたのは、ダブルボランチに配置されたデクラン・ライスとカルヴィン・フィリップスの存在が大きい。

彼ら2人で相手の攻撃の軸となるニコラ・バレッラ、マルコ・ヴェラッティのパスコースを封じていた。イタリアはそれを嫌って他の出口を探すも、3バックとウイングバックがストップし、イタリアの攻撃を無力化していた。特にフィリップスの寄せは非常に的確でデータサイト『WhoScored.Com』によればチーム最多となる4回のボール奪取を成功させている。

彼の存在は非常に大きい。前述した守備だけでなく、推進力のあるドリブルでの失わない運びや、ビルドアップ時の正確なパスなどイタリア戦はフィリップスの重要性を再確認する試合となった。また、120分と疲労も考えられたが、ベンチに下がることなく多方面に顔を出し、スタミナの豊富さも確認できる試合となった。

チェルシーやフランス代表では中盤での攻守に渡る貢献度の高いエンゴロ・カンテが称賛されているが、フィリップスの働きも同じレベルにあり、彼も評価されるべき選手の一人であると言える。

ハリー・ケインやラヒーム・スターリングの名に隠れてスポットライトの当たらないフィリップスだが、今のチームを支えているのは彼であり、今後も彼の水を運ぶスタイルに助けられることになりそうだ。

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