元日本代表レフティの“うますぎる”芸術弾 37歳はSC相模原をJ2残留へと導くか

藤本の左足が勝負を決めた(写真は群馬戦) photo/Getty Images

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藤本淳吾のゴールで琉球を撃破

明治安田生命J2リーグでSC相模原はFC琉球と対戦。最下位に沈む相模原と首位を狙う琉球の激突となったが、藤本淳吾の1点を守り切った相模原が1-0で勝利した。

今季3勝目をつかんだ試合では、藤本の技術の高さが見られた。67分にFKのチャンスを得ると、中央へと蹴らずに近くにいた藤本がボールを受ける。不意をつかれた琉球はニアサイドを開けてしまうと、藤本は見逃さずに左足でシュートを放つ。丁寧にコースを狙ったボールは左隅に決まって先制点をゲットした。

中継に相模原スタッフの「うますぎるよ!」という声が拾われるなど、芸術的な得点となった先制点。ユーリなどフィジカルの強さを発揮する選手たちを中央に寄せながらあえて使わずにもぎ取ったゴールだった。彼らを囮に使えたのも藤本のキック精度の高さがゆえだろう。
37歳となった藤本は今季J2で2ゴールを奪っており、どちらも勝利に導く得点を決めている。日本代表で10番を背負ったこともある男は、史上初のJ2を戦う相模原でチームに勝ち点3をもたらす活躍を見せている。

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