ACLで日韓対決“3連発” Jリーグ勢はベスト16が優勝へ最大の勝負だ

川崎フロンターレは優勝候補だが…… photo/Getty Images

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韓国勢に勝てれば優勝への道見えてくる

日韓対決3連発。今季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト16の戦いでは、日韓対決が3つも実現した。

最も注目すべきは前回王者の蔚山現代VS川崎フロンターレの戦いで、優勝候補同士の戦いと言っていい。川崎はJ1で首位を独走しているが、蔚山もKリーグで首位を維持している。現日韓最強クラブ同士の戦いと言っていいはずで、川崎はいきなり正念場を迎えることになった。

さらにセレッソ大阪VS浦項スティーラーズ、名古屋グランパスVS大邱FCのカードが実現しており、Jリーグ勢にとってはベスト16が最大の山場と言えよう。
韓国はもう1つ全北現代モータースもベスト16に送り込んでおり、4チームもベスト16に入ってくるのは2015年大会以来となる。米『ESPN』も韓国の快進撃を取り上げており、今大会における一大勢力として大きな注目を集めている。

もっとも、当時の2015年大会はベスト16にて水原三星ブルーウィングスが柏レイソルにアウェイゴールの差で敗れ、城南FCは優勝した広州恒大に敗北。FCソウルはガンバ大阪に完敗し、ベスト8に勝ち上がった全北現代もガンバ大阪に敗れているため、成功のシーズンだったとは言い難い。

Jリーグ勢としては当時の再現をしたいところで、ここを突破できれば優勝の可能性が見えてくる。

蔚山現代も危険な相手 photo/Getty Images

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優勝へカギ握るベスト16の戦い

韓国のチームで警戒しなければならないのは、強烈な外国人アタッカーだ。全北現代ではガンビア代表FWモドゥ・バーロウがグループステージ6試合で6得点、ブラジル人FWグスタヴォ・エンヒキが7得点を挙げており、2人だけで13点挙げているコンビは要警戒だ。

大邱FCでは5得点を挙げているブラジル人FWエジガル・ブルーノ、同じくブラジル人FWセシーニャが4得点を記録している。

浦項スティーラーズではウクライナ人FWボリス・タシチが3得点、蔚山現代にも3得点を挙げているオーストリア人FWルーカス・ヒンテリゼーアがいる。

グループステージでは名古屋が浦項スティーラーズ、川崎が大邱に勝利するなどJリーグ勢が結果を出しているが、また1発勝負になれば空気も変わるだろう。

Jリーグ勢にとっては運命を分けるベスト16の戦いだが、この3カードを制するのはどちらか。

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