レアル沈めた男、バルサから来た超攻撃的左SBも プレミアに挑戦する“6人”の新戦力

ザルツブルクからブライトンへ向かうムウェプ photo/Getty Images

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新シーズンに注目したい選手たち

今夏サッカー界ではコパ・アメリカ2021、EURO2020とビッグイベントが開催されていたが、その間にも移籍市場は動いていた。中には面白い移籍もあり、新シーズンへ注目すべき移籍がいくつも実現しているのだ。今回はイングランド・プレミアリーグへやってくる注目の選手たちを紹介する。

1.ジュニオール・フィルポ(バルセロナ→リーズ・ユナイテッド)



まずはレアル・ベティス時代に攻撃的左サイドバックとして評価を高め、2019年にバルセロナへ移籍したことで有名になったフィルポだ。
バルセロナではポジションを確保できなかったが、ベティス時代に見せていた攻撃性は魅力的だった。新シーズンよりプレミアリーグにチャレンジすることになり、自慢の攻撃性はプレミアのスタイルにマッチしているのではないか。24歳と若く、今後の成長が楽しみな選手だ。

2.エノック・ムウェプ(ザルツブルク→ブライトン)



オーストリアの名門ザルツブルクからは毎年のように優れた若手が出てくるが、すでに今夏もFWパトソン・ダカがレスター・シティへ移籍。こちらは大きな話題を呼んだ。

しかし、ザルツブルクからプレミアへ来るのはダカだけではない。ダカと同じザンビア代表選手であり、23歳のセントラルMFムウェプも中堅クラブのブライトンへ4年契約でやってきた。

ザルツブルクでは70試合以上に出場するなど経験を積んでおり、見逃せない実力者だ。23歳と若いため、ブライトンを踏み台にさらなるステップアップを狙いたい。

3.マイケル・オリーズ(レディング→クリスタル・パレス)



クリスタル・パレスといえば、昨夏もプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)で結果を出していたアタッカーのエベレチ・エゼを引き抜いていたが、オリーズも似た道を歩んできた攻撃的MFだ。

まだ19歳と若いオリーズはフランス世代別代表に選ばれた実績もあり、昨季は2部で7得点12アシストと躍動。EFL年間最優秀若手選手賞に輝いている。プレミアリーグでもその攻撃性が通用するのか楽しみな選手だ。

レアル戦で得点を挙げたデニス photo/Getty Images

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1年目からブレイクなるか

4.エマニュエル・デニス(クラブ・ブルージュ→ワトフォード)




少し違った角度からの注目だが、デニスといえばクラブ・ブルージュでプレイしていた際にチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦で2得点を記録し、クリスティアーノ・ロナウドがよく見せる回転しながら飛ぶゴールセレブレーションを披露したことで話題を呼んだナイジェリア代表の若きアタッカーだ。

アウェイのベルナベウでロナウド風セレブレーションをするとはかなりの強心臓で、その勢いがプレミアでも通用するのか注目される。23歳と若く、プレミアでの活躍からナイジェリア代表でも定位置を掴みたい。

5.ミロト・ラシカ(ブレーメン→ノリッジ・シティ)




大迫勇也が所属していたこともあり、ラシカのことを知っている日本のサッカーファンも多いはず。昨季はブンデスリーガで3得点に留まったが、2019-20シーズンは8得点5アシストを記録するなど躍動。一時はビッグクラブへの移籍も噂されるなど、もっと高いレベルでプレイしてもおかしくない才能だ。

まだ25歳と若いため、ラシカもノリッジでの活躍からビッグクラブ行きの機会を探る考えのはずだ。

6.ロマン・プロー(ブレスト→サウサンプトン)




フィルポに続き、左サイドバックからはもう1人プローにも注目しておきたい。フィルポと同じく攻撃的な左サイドバックのプローは、昨季リーグ・アンにて3得点7アシストの数字を残している。この攻撃性はサウサンプトンにとって大きなプラスとなるはずで、リーグ・アンと同じくアシストを量産してほしい。



主に中堅クラブの移籍がメインではあるが、プレミアの舞台へ乗り込んでくる彼らには注目する価値がある。開幕から追いかけてみてはいかがだろうか。

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電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

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