選手売却で移籍金を調達へ ブラジル代表ストライカーの“新天地行き”はアリか

来季の去就が不透明になっているジェズス photo/Getty Images

売却しても良いものなのか

セルヒオ・アグエロの退団が決定してから何度も議題に挙がっている後釜問題。既存戦力であれば、ガブリエウ・ジェズスやフェラン・トーレス、リアム・デラップの名前が挙げられるが、トッテナム所属のハリー・ケイン獲得の話も聞こえてくる。やはり、彼らではアグエロの後任は務まらず、新しいワールドクラスのストライカーが必要なのか。

英『Manchester Evening News』によるとセリエAの強豪ユヴェントスがジェズスの獲得に興味を示しているようだ。彼らもクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ得点源としてブラジル代表FWを欲しがっており、マンCとしてもケイン獲得のための資金を調達したいと考えている。

互いにクラブ間での要求が噛み合っており、成立しやすい交渉であると言える。また、ジェズス本人も継続した出場機会を望んでおり、ロナウドやアルバロ・モラタの年齢を考えても、彼が次のストライカーとしてのファーストチョイスになりやすく誰も損しない移籍になるかも知れない。

だが、ジェズスにとってはその出場機会を生かせるかが課題となるだろう。今までのマンCではアグエロの2番手であり、期待の若手枠だったため、結果よりも内容を求められていたが、イタリアへ行けば結果を出さなければならない。

これまでのジェズスのキャリアハイは19-20シーズンの14ゴールだが、ユヴェントスのエースであれば20ゴールは欲しい。決定力不足を指摘されているジェズスにそれができるか分からないが、新天地にいって環境を変えるのもありだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ