2036年までGK問題は起こらない? もう今夏の“No.1補強”は決まった

PSGが獲得したドンナルンマ photo/Getty Images

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実力、コスト、将来性すべて抜群の補強

まだまだ移籍市場では動きがあるだろうが、すでに今夏最高の補強は決まっているのかもしれない。

それは、パリ・サンジェルマンが獲得したGKジャンルイジ・ドンナルンマだ。

イタリア代表の守護神としてEURO2020制覇を果たしたドンナルンマはまだ22歳。GKは30代後半に入ってもトップパフォーマンスを維持するケースがあり、バイエルンのマヌエル・ノイアーやインテルのサミール・ハンダノビッチらもそうだ。22歳でワールドクラスの仲間入りを果たしているドンナルンマを引き抜けたのは大きい。
しかもパリはドンナルンマをフリーで獲得しているため、コストの面でも理想的な補強だ。『90min』は上手くいけば2036年までGKの補強は不要かもしれないと伝えているが、今から15年後のドンナルンマは37歳。その頃もトップパフォーマンスを維持できているはず。

パリは他にもDFセルヒオ・ラモス、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムをフリーで獲得しており、早くも夏の市場の王者になった印象がある。ここまでの動きは文句のつけようもないか。

果たしてドンナルンマは2036年までパリのゴールマウスを守ってくれるのか。EURO2020で見せた圧巻のパフォーマンスから考えても、ドンナルンマの引き抜きこそ今夏のNo.1補強だ。

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