クラウチを超える“204cm”の男がやってきた オランダの若き巨人GK

ブライトンに加わったスヘルペン photo/Getty Images

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プレミアの歴史に残る長身プレイヤー


GKは背が高い方が有利なのだろうか。単純に考えれば背の高い選手の方が手が届く範囲は広がり、ハイボールへの対応も有利になる。ベルギー代表GKティボー・クルトワは身長が200cmとなっており、やはり高さは1つのアドバンテージなのかもしれない。

クルトワの200cmでも驚きではあるが、上には上がいる。今夏プレミアリーグのブライトンがアヤックスから獲得したGKが話題を呼んでいるのだ。

その選手とは、21歳のU-21オランダ代表GKキエル・スヘルペン。身長は何と204cmで、まさにゴールマウスを守る巨人と表現すべき選手だ。
スタメンではなかったものの、スヘルペンは今夏行われたU-21欧州選手権でもU-21オランダ代表のメンバーに入っていた。ブライトンでポジションを掴み、いつの日かオランダ代表で守護神の座をゲットしたいところだろう。きっとテレビでスヘルペンを見た時にはそのサイズに驚くはずで、ブライトンのゲームを見る時は注目してみてはいかがか。

プレミアリーグといえば元イングランド代表FWピーター・クラウチが長身プレイヤーとして有名だったが、クラウチでも身長は201cmとなっている。その他にはサンダーランドなどでプレイしたルーマニア代表GKコステル・パンティリモン(203cm)、僅かな期間ではあるがエヴァートンでプレイしたコートジボワール代表FWラシナ・トラオレ(203cm)らがプレミアを代表する長身プレイヤーだったが、スヘルペンはこの3人をも超えている。

21歳という年齢を考えると、まだ伸びるかもしれない。サイズがすべてではないものの、スヘルペンがオランダサッカー界の巨人守護神となっていくのか。身長を含め、これからの成長が楽しみだ。

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